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夜は時々恐怖が充ちた
般若あるいは快楽殺人者の白い仮面が小さな窓に浮かんだ
どこかの月が妖しく照らした
夜は時々味方になった
メランコリーと夢幻と孤独に溺死するための空気を含んだ
犬の遠吠えが正鵠を射た
ある日僕は微風も無い夜の音を聞く
機械工場のような音を
絶えぬ火砕流を遠くで聞いている
次の日僕は真っ暗闇な心臓からの生誕を思い出す
何年前の話だっけか・・・
(星と僕)
(僕と月)
(磨り硝子とピロウ)
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水鳥の白はゆらりと鴨川に捨てたのは僕捨てたのは君
雲の無い三時の空はキャンバスで瞳の汚れまでさらりと通る
思い当たることは尽きないなのに何故ごめんなさいと言わせないもの
雲の無い三時の空はキャンバスで瞳の汚れまでさらりと通る
思い当たることは尽きないなのに何故ごめんなさいと言わせないもの
(妹の友達―当時小学校低学年―がパッとつくった初めのフレーズが妙に印象的で、そのまま続けて書いたものです。
懐かしくなったので無修正のまま載せてみます。)
君はいつか言ってたね 天使の森があるって
僕は笑いとばしたけど 本当だったかもしれない
僕は知ってる 君はすごい人 僕がずっと憧れてた人
だけどどこかへ飛んでいった君の魂は
今でも涙を呼ぶんだよ
君はいつか言ってたね 天使の森があるって
君は今どこにいるの
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
僕はいつも辿りつけない 君のきれいな心には
夢の中でも君には会えない 僕に君の幻は見えない
透明な君の探し方さえ知らない僕は
天使の森を探してた
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
君が大好きだったよ
懐かしくなったので無修正のまま載せてみます。)
僕は笑いとばしたけど 本当だったかもしれない
僕は知ってる 君はすごい人 僕がずっと憧れてた人
だけどどこかへ飛んでいった君の魂は
今でも涙を呼ぶんだよ
君はいつか言ってたね 天使の森があるって
君は今どこにいるの
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
僕はいつも辿りつけない 君のきれいな心には
夢の中でも君には会えない 僕に君の幻は見えない
透明な君の探し方さえ知らない僕は
天使の森を探してた
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
君が大好きだったよ
流行のウィルス性腸炎に倒れた
胃の中には何も残っていなくて
呻く力も無くした私は
おとなしくベッドに横になった
目を開けたまま
静かな部屋の中
ふと気付くと
トン トン トン トン
規則正しいリズムで鳴る音があった
遠くからの汽車がいつの間にか近付いていたような自然さで
認識した
おかしいな とぼんやり感じる
この部屋には時計なんて掛けていないのに
ハッとした
それは自分の鼓動だった
生まれたときからここにあったもの
滴り落ちるように赤いものの脈うっている映像が
脳裏に浮かびきた
そのとき初めて
゛自分のペース゛なるものの実体を知った
胃の中には何も残っていなくて
呻く力も無くした私は
おとなしくベッドに横になった
目を開けたまま
静かな部屋の中
ふと気付くと
トン トン トン トン
規則正しいリズムで鳴る音があった
遠くからの汽車がいつの間にか近付いていたような自然さで
認識した
おかしいな とぼんやり感じる
この部屋には時計なんて掛けていないのに
ハッとした
それは自分の鼓動だった
生まれたときからここにあったもの
滴り落ちるように赤いものの脈うっている映像が
脳裏に浮かびきた
そのとき初めて
゛自分のペース゛なるものの実体を知った
こっぱみじんの水てきに
丸い外灯 乱反射して
ボウッと浮かぶ 曲がり角
幼な娘ひとりやってくる
(すいません、サンシャインホテルはどこですか、ときくので、
私は、自分が知っている中で最も綺麗なホテルへの道を教えた)
高い声でゆれた空気は
私のまわりで 吸収される
いいなあ、なんて 思ったのは
かわいいパステルの 花柄の傘
それはいつもの帰り道
ただ 視界が 少々にごる
パステルの花も くっきりした顔立ちも
やがて遠くで 闇に馴染んだ
いつものように 下向いた
ボゥッと浮かぶ 曲がり角
長靴はいた さすらい猫さん
今日のお宿へ 消えてった
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