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睡眠に支配された生が ついに忘却の海で溺れ
あなたさえも姿を壊して 静かに
遠く聞こえない喚声の底へ 散り積もる日
何億年の気配に例えて 愛する様はひとつ
何もかも娶ってゆく色彩の無い空へ
昔だれかだった破片と 永遠の意志
数え切れない仲間がいるから
命の願が今 美しさに敗北して舞い上る
運びゆくべきはもう軽いけれど
臆病さを 許せますか
愛の亡骸は やがて群れとなって降り注ぎ
光の終焉の地で あたらしく出会う
残像は 憧れた空の砂
死者だけが瞳を閉じて 何処へ還りゆく日
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