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塗りつぶす筈の色は
涙で流せる程の疎かな夕焼け
見つけるにはあまりに曖昧な死体

崩れる筈の校舎

只、ここまで辿り着くように?

 

 

高校の卒業式の日(±3日)の帰り道に湧いた詩。

一部、今(注:大学の卒業式に際して)シンクロする部分がある。
一方で、今となっては自分すら解釈できない意味不明な部分もある。

でも、必ずしもうまく解釈する必要はないのかもしれません。
詩は真実でなくていいし、ただ別の瞬間に胸中で復唱できればいいと思うのです。
あの日歩道橋から見上げた言葉に詰まるようなドラマチックな夕焼けは今も鮮やかに思い出せるのです。
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