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快晴の町で 葉書は鳥に
狙った僕には矢が刺さり
君の声で孵化する
まだ痛い朝
飛ばした葉書 空は快晴
気付けばベッドも汚れ
積み重なるごみの中から
僕の羽を選ぶ
消えない赤の証で
結びつけるのが此処
だからこそ 僕は足掻いて
君の不在をつかむ
きっと空の中に
何も始まらない
産まれたばかりの朝
生きていた日々を
思い出さない
必要なごみを僕は選べる
背中の皮膚に
羽を植える
君にはもう遠い春だね
僕にはまだ遠い春だね
快晴の町で 葉書は鳥に
狙った僕には矢が刺さり
君の声で孵化した
少し痛い朝
狙った僕には矢が刺さり
君の声で孵化する
まだ痛い朝
飛ばした葉書 空は快晴
気付けばベッドも汚れ
積み重なるごみの中から
僕の羽を選ぶ
消えない赤の証で
結びつけるのが此処
だからこそ 僕は足掻いて
君の不在をつかむ
きっと空の中に
何も始まらない
産まれたばかりの朝
生きていた日々を
思い出さない
必要なごみを僕は選べる
背中の皮膚に
羽を植える
君にはもう遠い春だね
僕にはまだ遠い春だね
快晴の町で 葉書は鳥に
狙った僕には矢が刺さり
君の声で孵化した
少し痛い朝
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黒、赤、黒
黒、黄、黒、
黒、青、黒
そしてあの交差点の真ん中からわたしたちは
ただ直角に分かれていった
黒とはいっても 都会の夜は薄く濁っているだけで
失敗した化学反応の末路のように
小さなゴミが プカプカ浮いていた
舐めまわすように見ても穴はどこにもなくて
それが窮屈だと 誰かの眼がいった
真っ黒な穴からは 未来が見えた
きみが手の内に 光を握っていた
どんなネオンより明るい 最小単位の光
わたしは 角膜を保護するために
たくさんの涙を連れてきたのだ 本当は
倒れたくても 躓くような石もなければ
笑ってくれる人さえない交差点で
風で膨らむスカートの端を押さえながら
わたしにしか見えない天使に向かってすすむ
ただ前だけ見て歩いていった
にじむ失敗作の夜に
いちばん惨めなのはわたし と頑に信じながら
時の所在に不安になって
ジッポーを集めだした
それらは確かに格好良かった
時にはふいに価値がつき
過去にドラマを求めた者達が
静かな寝床の中から
引っ張りだした
ジッポーを集めだした
それらは確かに格好良かった
時にはふいに価値がつき
過去にドラマを求めた者達が
静かな寝床の中から
引っ張りだした
夜は時々恐怖が充ちた
般若あるいは快楽殺人者の白い仮面が小さな窓に浮かんだ
どこかの月が妖しく照らした
夜は時々味方になった
メランコリーと夢幻と孤独に溺死するための空気を含んだ
犬の遠吠えが正鵠を射た
ある日僕は微風も無い夜の音を聞く
機械工場のような音を
絶えぬ火砕流を遠くで聞いている
次の日僕は真っ暗闇な心臓からの生誕を思い出す
何年前の話だっけか・・・
(星と僕)
(僕と月)
(磨り硝子とピロウ)
(妹の友達―当時小学校低学年―がパッとつくった初めのフレーズが妙に印象的で、そのまま続けて書いたものです。
懐かしくなったので無修正のまま載せてみます。)
君はいつか言ってたね 天使の森があるって
僕は笑いとばしたけど 本当だったかもしれない
僕は知ってる 君はすごい人 僕がずっと憧れてた人
だけどどこかへ飛んでいった君の魂は
今でも涙を呼ぶんだよ
君はいつか言ってたね 天使の森があるって
君は今どこにいるの
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
僕はいつも辿りつけない 君のきれいな心には
夢の中でも君には会えない 僕に君の幻は見えない
透明な君の探し方さえ知らない僕は
天使の森を探してた
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
君が大好きだったよ
懐かしくなったので無修正のまま載せてみます。)
僕は笑いとばしたけど 本当だったかもしれない
僕は知ってる 君はすごい人 僕がずっと憧れてた人
だけどどこかへ飛んでいった君の魂は
今でも涙を呼ぶんだよ
君はいつか言ってたね 天使の森があるって
君は今どこにいるの
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
僕はいつも辿りつけない 君のきれいな心には
夢の中でも君には会えない 僕に君の幻は見えない
透明な君の探し方さえ知らない僕は
天使の森を探してた
君はなんて+++++ 急に体からぬけて
君が大好きだったよ
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